かぶせ物をして歯を白くする方法ってどんなものですか?

 ラミネートべニアやクラウンという方法があります。
 いずれも、歯を削る治療となります。

 

 歯を薄く削るラミネートべニア

 

 ラミネートべニアは、歯の表側の表面を薄く削り、そこに薄いセラミックの板を張り付ける治療です。特に、前歯を白くする際に使うことが多い手法です。歯の表面を0.5~0.8㎜くらい削りますが、歯への損傷は少なく、痛みはほとんどありません。
 
 治療方法
1・色合わせ
 多くの患者さまが、色見本を見ながら色を決めていかれる時「せっかく白くするから」とかなり白い物を好まれますが、歯の色は、肌や唇の色、年齢などのバランスを考慮してもらえればと思います。あまりにも不釣り合いな白さを求めることは注意しましょう。
2・歯を削る
3・お口の型をとる
4・セラミックの薄い板を作製
5・出来上がった最終のラミネートべニアの色の確認
6・お口の中に装着

 

 治療にかかる日数は、歯を削って歯型を取る日と、セラミックの板を接着する日の2日となりますが、色の確認の時にご納得のいかない場合のみ修正をさせていただくため、何度か歯科医院に通っていただくようになります。歯を削って、ラミネートべニアを張り付ける間は、歯を削った状態で過ごすことになりますので、冷たい物や温かい物に敏感になることもあるようです。

 歯ぎしりなどのある方は、割れやすくなる可能性があり使用できない場合がありま

す。

 

 

 歯にかぶせるクラウン

・歯のがたがたが多いケース
・歯と歯の隙間が大きいケース
など、ラミネートべニアで対応できない場合は、歯の表面全体を削り、その上にすっぽりとかぶせ物をする方法です。
 全体にかぶせるために、強度ができ割れにくくなります。また、歯の形も変えることができるので、歯の白さを求めるだけでなく、歯並びも改善出来ます。ただし、歯を削る量が多くなります。
 
 また、歯の全体を覆うタイプでも金属の裏打ちにセラミックを盛り付けるメタルボンドというタイプと金属を用いないオールセラミックという2種類の方法があります。

 

 オールセラミッククラウン


・金属を用いないので金属アレルギーの問題がない
・歯と歯ぐきの境目から金属が見えないので自然に仕上がる
・金属の裏打ちがないため透過性があり 本来の歯の艶が出しやすい

 

 メタルボンド


・セラミックだけでは耐久に不安が残るようなケースで用いる
 歯ぎしりのある方や奥歯で力が過剰にかかるところ
・金属の下地があるので歯ぐきが年月を経て下がった時にメタルマージンといわれる金属の線が歯ぐきと歯の間にみられる

 

 

 いずれの治療方法にせよ歯科医院での定期的なお口のクリーニングとかみ合わせのチェックは長持ちをさせるためには大変重要であります。
 また、ご家庭でのプラークコントロールも重要です。

 

 

 


 

 健康な歯を削っても大丈夫?

 削ることができるか、診断をしたうえで治療をします。
 

 ラミネートべニアやかぶせ物にしても、

 歯を削る前に歯や骨の状態を確認し、

 そのうえで、歯を削ることができるかどうか、

 どれだけ削ることができるかを診断します。
 

 ラミネートべニアの場合には、削る量を減らし、

 歯の損傷が最小限になるようにしています。


 かぶせ物では、削る量はラミネートべニアと比べるとはるかに多いですが、

 そのぶん大きさや形が自由に調整できます。


 また、かぶせ物をする前に、矯正なども取り入れるとさらに、

 お口の中の健康バランス、歯の削る量も少なくなり大変に有効な方法になります。
 
 いろいろなことを踏まえて、

 あなたにとって「美しさ」「歯を削ること」のどちらを優先にしていくのか、

 最終的なお口はどこまでが目標なのかをカウンセリングを通して考えていきます。

 

 人によって、お口のコンプレックス、悩み事はそれぞれ違います。

 それに応じた治療方法を供に探しながら決めていくのが、

 審美歯科のもっとも根底にある大切なことです。

 

 


 

 削るか迷っています…

  ラミネートべニア

 

 ホワイトニングでは十分に歯が白くならない人に向いています

 

 例えば
・テトラサイクリン系抗生物質による着色
 (そのなかでも、ダークグレー、ダークイエローなど濃い色の人)
・エナメル質形成不全で白斑などがある人
・むし歯などの詰め物の変色の人 

 

  

  かぶせ物

 

 ラミネートべニアでは対処できないケースに向いています
 
 例えば
・治療する歯に大きな虫歯がある
・極端に歯がガタガタで不揃いである
・すきっぱすぎる場合

 

 また、すべてをかぶせ物やラミネートべニアで治すのではなく、
 ホワイトニングで白くできない歯をラミネートべニアやかぶせ物で対応して、

 残りの歯をホワイトニングする方法もあります。
 そのためには、最終目標をしっかりとカウンセリングをし、

 的確な診断のもとで行うことになります。

 

 


 

 ラミネートべニアでは硬い物は噛めないですか?

 普通に飲食するものなら硬い物でも食べられます。
 セラミックは、日々進歩しており強度もましております。

 ですから、日常的に口にするような食べ物であれば、

 おせんべいのような硬い物でも食べられます。

 ただ、いくら強くなったといえども、人工物をつけていることには変わりはないので

 異常に力のかかる場合は、破損する恐れがあります。
 

 その代表的なものが「歯ぎしり」です。

 

 歯ぎしりがあると、通常の歯にかかる力の10倍もの力がかかることもあり、

 ひどい歯ぎしりになると健康な自分の歯であっても割れることがあるほどです。

 ですから、歯ぎしりがある場合には、治療前に歯科医によく相談をしましょう。

 就寝時にマウスピースをつけるなどの対応で破損を防ぐこともできます。

 

 


 

 どのくらいもつのですか?

 その人の口の環境によって変わります。
 ラミネートべニアやかぶせ物の耐久年数は、

 通常の歯科で受ける詰め物などの治療と同じ程度と考えていいでしょう。
 使用するセラミックの質がかなり向上しているので、

 人工物自体の耐久性はほとんど伸びています。

 
 しかし、同じ詰め物をしても、持つ人と持たない人がいるように、

 日々のお家でもセルフケアが重要となってきます。

 また、もともとのかみ合わせによっても変わってきます。

 さらに、年齢を重ねるにつれて、

 本来のかみ合わせも徐々にですが変わってくるために、

 定期的に歯科医院に来院されて、かみ合わせのチェックと

 歯科医院での専門的なお口のクリーニングを受けられることで、

 さらにかぶせ物などの耐用年数が異なってきます。


 かみ合わせが悪いままほおっておかれると、一部に負担がかかり、

 セラミックがはげたりかけたりする原因となります。

 

 


 

 ラミネートべニアの出来ない人っているのですか?

 ラミネートべニアは、歯の削る量を最小限にして

 薄いセラミックの板を歯に張り付けていくという

 最大のメリットを生かしてはいるものの、

 薄い板状のために強度を持たせるということが

 非常に難しくなるという点では、デメリットとなり、

 症例によっては割れたり、かけたりしやすくなってしまいます。

 

 特に
  ・歯周病の人
  ・歯並びの極端に悪い人
  ・歯ぎしりの強い人
  ・神経を抜いている歯
  ・受け口の人
  ・広範囲にむし歯のある人


 のある人では、適用が難しくなるため

 歯科医師と十分カウンセリングをした後に

 ご納得のいく方法で治療を進めていきましょう。

 

 


 

なぜ歯に色がつくの?

 食べ物による着色や加齢による黄ばみ、薬による変色などが原因です。
 ニッコリ笑ったときにキラリと光る白い歯は、年齢にかかわらず第一印象の好感度をあげる重要な武器です。
 しかし、日本人の歯は、欧米人のような白さを持っているわけでなく、もともと少し黄色がかっています。その理由は、歯の質が原因であり、歯の構造は一番外側にエナメル質があり、その下に象牙質、最も内側に神経や血管が通る歯髄があります。エナメル質は大部分が半透明の硬い組織で、象牙質は黄色かかった茶色の組織、歯髄は赤色です。
 歯の色はこの象牙質の黄色とエナメル質の透過性の白が加わった色なのです。象牙質は人種により色が多少違い日本人は欧米人と比べより黄色がかっているために、歯がどうしても黄色がかってみえるのです。
 さらに、歯の本来の色だけでなく日常の生活で歯の色が付く原因がいくつかあります。これは歯の表面の着色なのですが、お茶、赤ワイン、コーヒーといった着色性の食べ物を食べることによりつくものです。また、タバコのヤニも原因の一つで喫煙する回数が多いほどつきやすくなります。
 もう一つは、薬物による歯の変色です。小さい頃に飲んだ薬によって歯の変色がある場合があります。また、歯を強く打ったり、神経を抜いた歯では象牙質が黒っぽくなり歯の変色の原因となりうる場合があります。
 さらに加齢が変色する原因です。歳をとるにつれて、その内側にある象牙質の色が透けてみえやすくなり黄ばんでみえるようになります。しかも象牙質の色自体もだんだん濃くなっていくので、さらに黄ばみが濃くなってしまいます。
 歯の色の原因について気になる方は、なかなかご自身で判断が出来ない場合がございますので、歯医者さんにみてもらってはいかがでしょうか?

 

 


 

市販の歯磨き剤で歯は白くなるの?

 ある程度の着色汚れは落とすことができます。
 研磨剤が入ったタイプの歯みがき粉であれば、歯の表面の着色の汚れをある程度落とせるので、本来の歯の白さに近づけることができます。特に、ヤニ取り用の歯みがき粉は研磨剤の粒子が大きくよく取れます。

 ただし、あまり大きな研磨剤の入ったものも毎日、ご使用されると歯の表面に細かい傷がつきやすく歯自体をいためてしまう可能性があるので、頻繁に使われるのではなく週1回位を目安に使われてはいかがでしょうか?
 また、美白歯みがき剤も最近ではCMなどの影響もあって多く売られています。たとえば、ヤニなどの脂溶性の汚れを効果的に溶かす成分や、着色汚れを吸着しやすい成分を配合しているタイプです。
 
参考として、特に研磨剤以外で歯をあまり傷つけることなく、汚れを落とす成分については

 

・ポリリン酸ナトリウム
 歯の表面の汚れの膜の結合を緩めて汚れを浮かせ、着色を落とす


・フィチン酸
 歯表面の着色汚れだけでなく、内部の沈着汚れにも作用するため、加齢による黄ばみにも効果があります。


 


 

歯科医院での歯のクリーニングで歯は白くなるの?

 歯科医院でのクリーニングで、歯の表面についた汚れを効果的に落とします。
 歯についた着色汚れの一部は、研磨剤の入ったものや汚れを落とす有効成分の入った   「歯みがき剤」を使用することである程度落とすことができます。
 しかし、ご自身での歯みがきだけでは、やはり取り残しのある部分があるために、そこの部分はどうしてもクスミがでやすくなってしまいます。それを防ぐために、さらに過剰に磨き過ぎると、歯を傷つけてしまう可能性が高くなります。ですから、どうしてもクスミが気になる方は、定期的な歯のクリーニングがオススメです。
 

 プロの手と、歯科医院専用の機械を用いることで、自身では落としにくかった歯と歯の間や、歯の凹凸に入り込んでしまった着色汚れまで、効果的に取り除くことができます。

  また、歯科医院でのクリーニングは、歯の着色のみならず、歯石除去やむし歯や歯周病の確認、日々のお家での歯みがきの仕方なども受けられるので、歯の白さに加えてお口の健康自体を向上できるという利点もあります。

 

 

はぐくみの森 歯科クリニック

〒779-0221 鳴門市大麻町萩原字西山田107-7

四国霊場一番札所 霊山寺より県道12号を東へ800メートルの交差点にあります

お問い合わせ

お気軽になんでもご相談ください。折り返しお返事いたします。

メモ: * は入力必須項目です